クロ * Plan of betrayal * Ⅲ
藤井伊織 side
ク「うわ。
お前らほんと何着ても似合うからうぜぇな笑」
ク「ま、これで客がくんなら別にいいけどよー」
空たちと別れ、俺らは私服に着替えていた。
着替えた俺たちの姿を見て、クラスメイトたちが俺らに文句?を言ってきた。
俺の隣で椅子に座っている神楽は薄いブルーのシャツに黒いパンツ、紺色のカーディガンを羽織っている。
そしてその横にいる紫月はTシャツに薄い半袖のパーカーで足首が見えるくらいの七分丈ズボンを履いている。
周りを興味深そうに見ている陸はシンプルに白いTシャツに黒のパーカーにジーンズだ。
そして俺はというと、ダメージジーンズは裾を少し捲くり上げ、黒のTシャツで腰にはシャツを巻き付けてある。
俺らのクラスは私服カフェだから各自、適当に家から持ってきたものだ
あぁ、でも陸のは確か神楽が貸してたな。
なんでも、陸は基本パーカーだから他のはあまり持ってないんだと
ク「よし!もう始まりだ!!」
ク「お前らちゃんと働けよ!!」
クラスメイトは俺らのほうを向き、そう言い放つ
神楽「わかってるよー」
陸「おぉ。」
紫月「はい」
伊織「あぁ。」
俺らが各自適当に返すと同時に恋遊祭がスタートした。
-そして今は既に始まってから3時間半くらいたっていた
客は女ばかりで吐き気がする。
甘ったるい声は気持ち悪いし、きゃあきゃあうるせぇし。
そろそろ休憩に入りてぇ…