クロ * Plan of betrayal * Ⅲ
なに、俺らが居なくなったら困るからか?
天「3時間ぶっ続けでやらされて休憩や交代もなし?ふざけてんの?
俺らも人間なんだから疲れねぇわけねぇだろ。
休憩くらいさせろ」
俺らは客寄せパンダじゃねーし、こいつらに従う意義はない
俺は別にサボってもいいんだし。
ク「じゃあ順番に…」
??「この格好のままで回らせればいいじゃねぇか」
??「執事服のままなら客は入ってくるし、別に良くない?」
??「それでいいよね、海くん。」
いつの間に後ろにいた3人は海に目線を向ける
海「…あぁ。わかった
それでいいよな?」
クラス委員を睨みつける海
ク「あっ…あぁ。それなら…」
クラス委員が納得したのを確認し、俺らは教室を出た
天「…ところでさぁ、なんでここにいるの?琳歌、星藍、騎士。」
そう。さっき入ってきたのは、琳歌、星藍、騎士の3人だ。
星藍「なんでって…
日本の文化祭、見てみたかったからさ」
海「そうじゃなく、なんで俺らのクラスに来たんだよ。
空んとこじゃなくていいのか?」
普通、何回か話したことある俺らのとこより、彼女や心友の空の方に行くよな。
琳歌「空ちゃんのところは今から行く予定だよ」
騎士「上から順に回ってきたんだ」
あぁ。なるほど。
だから俺らの方に先に来たのか
彼方「…つーか、ほんとに一緒に回んのかよ」
不機嫌そうに後ろを歩いていた彼方と凪。
星藍「うん。だって彼方たちの方が詳しいだろ?」
騎士「…そうゆうことだから、案内よろしく」
んじゃいくぞ。と騎士と星藍を先頭に琳歌と海、俺と響、彼方と凪の順に2列で歩き出した。