クロ * Plan of betrayal * Ⅲ
向日葵 side
「「「「「「………」」」」」」
現在、虹羽組会議室では翠、星藍、雷、京、飛鳥、志、俺の7人がソファーに座っているが誰も口を開かず、重い沈黙が続いている。
ガチャッ
追突にドアがあき、全員が扉へ注目する
??「…報告だ」
ドアを開けて入って来たのは、和航だ。
天津千歳が隠していることを聞き出せといったから、なにか報告があるのだろう
和航「…ドクロのボスとは一度以外メールのやり取りだったらしい。
顔は隠していたと言っていた。」
翠「ボスの顔は知らねぇのか」
和航「あぁ。
それと、向日葵と話がしたいらしい」
…どうせあの事だろうな
向日葵「わかった。ここへ連れてこい」
和航「そういうと思ったから既に前にいる。」
入れ。と和航が声をかけると、ドアの向こう側にいた天津千歳が入ってくる
そして、空いていた俺の正面のソファーに座る。
向日葵「…なんのようだ」
一応わかってはいるが聞いておく
千歳「……お前、ボスのこと知らないのか?」
「「「「「「「は?」」」」」」」
反応したのは俺ではなく、他の7人
俺はわかっていたことだから用意していた言葉を返す
向日葵「何故?」
千歳「…ボスはそれと同じものの"ブレスレット"を付けている。」
向日葵「…それで?」
だからなんだ?