クロ * Plan of betrayal * Ⅲ
二次元だけの話かと思っていた。
頭を打ってとかで記憶喪失になる確率なんて極わずかだ
それなら精神的な方の記憶喪失のほうが多いだろう
まさか知り合いがなるとは思わなかった
向日葵「……その他詳しいことは今日、昼過ぎにあいつら(青星の奴ら)もいる時に説明する。
あぁ、あと名字は教えるなよ。」
「「「「「「「「え?」」」」」」」」
これには白衣の男以外全員が驚いた
なんで名字だけ?
向日葵「…俺と陽向が兄妹だと言うことは絶対に陽向にいうな。つーか、バラすな
琥珀と琳も幼なじみということは隠しておけ。余計に混乱するからな
俺からは以上だ。
その他の質問はあいつらがいるときにしてくれ。」
じゃ、と向日葵は立ち上がる
呆然としている俺らはただ、向日葵の背中を目で追いかける
そして会議室の扉に手をかける時、
向日葵「あぁ、そうだ。
琥珀、あの携帯貸せ。解約する」
あの携帯?
よくわからないで見ていると、琥珀はポケットからシルバーのスマホを出し、向日葵へ投げた
琥珀「なんで解約するんだ?」
向日葵はそれを受け取り、持っていた大きな方のバッグへ入れる
向日葵「陽向には偽名のことも一切言うな。ややこしくなる
だからバレる前に解約しておく。」
それだけだ。といい向日葵は背を向けて出ていってしまった