私あやかしの嫁になります
「え...。桔梗って私の事言ってるの?」
振り向くとそこには狐はいなくて代わりに銀髮の男が立っていた
「もちろんです!水無月桔梗さん。あなた様の事ですね!」
にっこり愛らしく微笑みながら言う男の人
あ、笑うとかわいいんだ..
って!そうじゃないそうじゃない。
「えっと...。確かに水無月桔梗っていうのは私だけど人違いっていうか、私じゃないですっ!」
そう叫びながら逃げようと走り出す私
ヤバい!あの男の人絶対人間じゃない!
ボルトもビックリの速さで逃げたはずなのに
はずなのに...
もう男の人に腕掴まれました。