ご主人様のお膝元!?
―2時間後―


   がちゃっ


「ただいまー。」
「あっ!お、おかえりなさいませ!」
「ただいま。それより、掃除終わった?」
「あ、はいっ!このとうりピカピカに・・」


確かに部屋の中は
隅から隅まで
ピカピカになっていた。


「・・ふーん。結構やるじゃん。」
「あ、ありがとうござ・・」


陽菜の唇に
南の唇が重なる。

唇を舐められ
ビクッと反応した陽菜を見て
南はニヤリと笑う。

そして、


―ご褒美のキス♪―


と言って、
イスに腰をかけた。


何があったのか
今だ状況が掴めていない陽菜は
顔を真っ赤にさせて
口をパクパクとさせている。


「へ・・え・・キ、キス・・」
「そーだけど?」
「へ・・」
「ふふ。そんな驚くことないじゃん。さっきだって、したんだし♪」
「そ、そだけど・・」


鮮明に
口付けた部分の感触が
残っていて、
ものすごいドキドキする・・


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