アタシはイレモノ
あたしの知り合いは亜耶の知り合いでもある。
そのくらい、あたしたちは常に一緒にいた。
2人で廊下を歩いていると、テラスに人影が見えた。
朝からテラスで何をしているんだろう?
そう思い、視線は自然とそちらへ向かう。
その時だった。
あたしの視界に栞理と川上君の姿が映ったのだ。
2人はとても近い距離にいて栞理は頬に涙を流して何かを言っている。
一体、何を言っているんだろう。
ガラス越しにあたしは耳をそばだてた。
すると「友達が亡くなったの」という内容の言葉が聞こえて来た。
栞理はケンジ君の事を言っているようだ。
そのくらい、あたしたちは常に一緒にいた。
2人で廊下を歩いていると、テラスに人影が見えた。
朝からテラスで何をしているんだろう?
そう思い、視線は自然とそちらへ向かう。
その時だった。
あたしの視界に栞理と川上君の姿が映ったのだ。
2人はとても近い距離にいて栞理は頬に涙を流して何かを言っている。
一体、何を言っているんだろう。
ガラス越しにあたしは耳をそばだてた。
すると「友達が亡くなったの」という内容の言葉が聞こえて来た。
栞理はケンジ君の事を言っているようだ。