アタシはイレモノ
☆☆☆
昼食を終えたあたしたちはお弁当箱を片づけに一旦教室へ戻ってきていた。
昼休憩が終われば屋上のカギは閉められるから、別の場所でサボるしかない。
あたしたちは体操服を手に持ち、早めに着替えるように見せかけて教室を出た。
そして、まっすぐに使われていない教室へと向かう。
今朝栞理に呼び出された、あの教室だ。
亜耶の噂話を聞いた後に亜耶と2人でここへ来るというのは、なんだか心苦しかった。
でも、誰にもバレずにサボるにはうってつけの場所なんだ。
あたしは教室のドアを閉めて内側から鍵を閉めた。
「なんだかワクワクするね」
亜耶が目を輝かせてそう言う。
「あたしこういう事一度はしてみたかったの」
亜耶が続けてそう言い、教室の中を見回した。
古い道具に興味があるのか、いろいろと手に取ってまじかで見たりしている。
その様子は幼い子供のようで、あたしは思わず微笑んでいた。
「古くなったものは一旦この教室に移動させられてるんだね。その後はどうなるんだろう?」
亜耶があたしに聞いてくる。
あたしもそんなに詳しい事はしらない。
昼食を終えたあたしたちはお弁当箱を片づけに一旦教室へ戻ってきていた。
昼休憩が終われば屋上のカギは閉められるから、別の場所でサボるしかない。
あたしたちは体操服を手に持ち、早めに着替えるように見せかけて教室を出た。
そして、まっすぐに使われていない教室へと向かう。
今朝栞理に呼び出された、あの教室だ。
亜耶の噂話を聞いた後に亜耶と2人でここへ来るというのは、なんだか心苦しかった。
でも、誰にもバレずにサボるにはうってつけの場所なんだ。
あたしは教室のドアを閉めて内側から鍵を閉めた。
「なんだかワクワクするね」
亜耶が目を輝かせてそう言う。
「あたしこういう事一度はしてみたかったの」
亜耶が続けてそう言い、教室の中を見回した。
古い道具に興味があるのか、いろいろと手に取ってまじかで見たりしている。
その様子は幼い子供のようで、あたしは思わず微笑んでいた。
「古くなったものは一旦この教室に移動させられてるんだね。その後はどうなるんだろう?」
亜耶があたしに聞いてくる。
あたしもそんなに詳しい事はしらない。