アタシはイレモノ
そうなると、完全に第三者の関与が疑われる。


先輩は何かの事件に巻き込まれているのだ。


あたしは自分のマイクロSDにパソコン上のアドレスを移動させた。


これで自分のスマホから確認ができる。


あまり長居するのも申し訳ないので、それだけで帰る事にした。


「なにか掴んだら、必ず連絡します」


栞理は最後にそう言い、マンションを後にしたのだった。
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