アタシはイレモノ
☆☆☆
一旦は眠りについたあたしだったけれど、やはり亜耶の事が心配で2時間ほどで目が覚めてしまった。
起きてすぐにスマホを確認する。
ラインに既読は付かず、折り返しの電話もない。
それを確認すると、いてもたってもいられない気分になった。
あたしはベッドから起き出してパジャマの上に上着をはおった。
物音を立てないようにそっと部屋を抜け出し、階段を下りる。
玄関から外へ出ると、リリがパッと顔を上げた。
しっぽを振り、こちらを見ている。
「リリも一緒に行く?」
そう聞くと、リリは小さな声でひとつ吠えた。
もう一度公園へ行ってみようと思ったから、リリが一緒の方が心強い。
あたしはそう思い、玄関からリードを持ってきてリリにつなげた。
普段が外へ出ない時間帯だから、なんだかドキドキしている。
一旦は眠りについたあたしだったけれど、やはり亜耶の事が心配で2時間ほどで目が覚めてしまった。
起きてすぐにスマホを確認する。
ラインに既読は付かず、折り返しの電話もない。
それを確認すると、いてもたってもいられない気分になった。
あたしはベッドから起き出してパジャマの上に上着をはおった。
物音を立てないようにそっと部屋を抜け出し、階段を下りる。
玄関から外へ出ると、リリがパッと顔を上げた。
しっぽを振り、こちらを見ている。
「リリも一緒に行く?」
そう聞くと、リリは小さな声でひとつ吠えた。
もう一度公園へ行ってみようと思ったから、リリが一緒の方が心強い。
あたしはそう思い、玄関からリードを持ってきてリリにつなげた。
普段が外へ出ない時間帯だから、なんだかドキドキしている。