アタシはイレモノ
☆☆☆
夜の公園はオレンジ色の外灯によって照らし出され、まるで別世界のように見えた。
人影はなく、声も聞こえてこない。
さすがに真夜中になるとカップルたちもいなくなるのかもしれない。
そう思いながらリリとの散歩道を歩いて行く。
「ここにヘビがいたんだよね」
少し草むらの方へと踏み込んであたしは呟く。
そしてそのヘビを追いかけて奥へ進むと、亜耶がいた。
亜耶がいた場所にはまだ血が残っていたけれど、それは完全に乾ききっているようだった。
リリがその血のにおいをかぎ、心配そうに見上げてくる。
「心配だよね……」
あたしはリリの頭を撫でる。
明日、亜耶はちゃんと学校に来るだろうか?
その後あたしは公園を一周したけれど亜耶に繋がる様なものはなにも見つけられず、家に戻ったのだった。
夜の公園はオレンジ色の外灯によって照らし出され、まるで別世界のように見えた。
人影はなく、声も聞こえてこない。
さすがに真夜中になるとカップルたちもいなくなるのかもしれない。
そう思いながらリリとの散歩道を歩いて行く。
「ここにヘビがいたんだよね」
少し草むらの方へと踏み込んであたしは呟く。
そしてそのヘビを追いかけて奥へ進むと、亜耶がいた。
亜耶がいた場所にはまだ血が残っていたけれど、それは完全に乾ききっているようだった。
リリがその血のにおいをかぎ、心配そうに見上げてくる。
「心配だよね……」
あたしはリリの頭を撫でる。
明日、亜耶はちゃんと学校に来るだろうか?
その後あたしは公園を一周したけれど亜耶に繋がる様なものはなにも見つけられず、家に戻ったのだった。