アタシはイレモノ
答えはもちろんOKで。
今度のお休みには一緒に出掛ける事になった。
あの川上君と一緒に出掛けられるなんて夢のようで、あたしはその日1日授業が身に入らなかったのだった。
そんな日の放課後、亜耶はまた男子生徒から呼び出されたらしくあたしより先に帰って行ってしまった。
あたしは亜耶の後ろ姿を見送り、今日の出来事を思い出してにやける。
こんなに嬉しい日はどこかに寄って美味しい物を買って帰ろうかな。
鼻歌を歌いながらそんな事を考えていると、いつの間にかあたしの目の前に栞理が立っていた。
栞理はあからさまにあたしを見下し、下ろしている。
嫌な予感がして、あたしは鞄を持っている手に力を込めた。
「ちょっと話があるんだけど」
やっぱり、そう来たか。
あたしは心の中でそう思う。
今日のあたしは確かに少し出過ぎだったと思う。
でも、川上君の方から誘ってきたんだからあたしに非はないはずだ。
今度のお休みには一緒に出掛ける事になった。
あの川上君と一緒に出掛けられるなんて夢のようで、あたしはその日1日授業が身に入らなかったのだった。
そんな日の放課後、亜耶はまた男子生徒から呼び出されたらしくあたしより先に帰って行ってしまった。
あたしは亜耶の後ろ姿を見送り、今日の出来事を思い出してにやける。
こんなに嬉しい日はどこかに寄って美味しい物を買って帰ろうかな。
鼻歌を歌いながらそんな事を考えていると、いつの間にかあたしの目の前に栞理が立っていた。
栞理はあからさまにあたしを見下し、下ろしている。
嫌な予感がして、あたしは鞄を持っている手に力を込めた。
「ちょっと話があるんだけど」
やっぱり、そう来たか。
あたしは心の中でそう思う。
今日のあたしは確かに少し出過ぎだったと思う。
でも、川上君の方から誘ってきたんだからあたしに非はないはずだ。