アタシはイレモノ
☆☆☆
その後、栞理を中心として書き込みをしているライングループに招待された。
そこではいつも川上君を囲んでいるファンの子が集まっていて、川上君についての情報交換がされていた。
それは短い時間で大量のやりとりがあり、莫大な量の書きこみがされていた。
けれどそれは川上君の校内での様子や、自分との会話の内容がほとんどで一線を越えているような書きこみは1つも見つからなかった。
さかのぼって読んで行くと、昨日あたしが川上君に誘われた事も書かれていて、時々《あの子なに?》とか《途中から入ってきて迷惑!》なんていう書きこみもあり、少しだけ胸が痛んだ。
そんな中《まぁいいじゃん。川上君のファンになるって言ってるんだし、友達に誘うつもり》という、栞理の書きこみを見つけた。
その一言をきっかけに、みんなあたしへ対する不満をこぼさなくなっている。
「栞理ってすごい……」
思わずそう呟く。
その後、栞理を中心として書き込みをしているライングループに招待された。
そこではいつも川上君を囲んでいるファンの子が集まっていて、川上君についての情報交換がされていた。
それは短い時間で大量のやりとりがあり、莫大な量の書きこみがされていた。
けれどそれは川上君の校内での様子や、自分との会話の内容がほとんどで一線を越えているような書きこみは1つも見つからなかった。
さかのぼって読んで行くと、昨日あたしが川上君に誘われた事も書かれていて、時々《あの子なに?》とか《途中から入ってきて迷惑!》なんていう書きこみもあり、少しだけ胸が痛んだ。
そんな中《まぁいいじゃん。川上君のファンになるって言ってるんだし、友達に誘うつもり》という、栞理の書きこみを見つけた。
その一言をきっかけに、みんなあたしへ対する不満をこぼさなくなっている。
「栞理ってすごい……」
思わずそう呟く。