青い蝶

それをずっときいていたまだらが、美里より先に口を開いた。

「こんにちは、まだらと申します。
そして隣に居る無愛想の人はロイと言います。こちらもよろしくお願いします」



まだらが営業スマイルの様に、さッっと笑顔を顔に浮かべ。
ロイにとっての禁句を口にした



「どうも。”無愛想”のロイです!」


ロイが禁句の部分をやけに強調して言う

尺だったんだね・・
まだらは気づいて、「ごめん。ごめん」半場、棒読みでロイに謝った



「そして彼は・・・――――」



陽介を紹介しようと思ったけれど、当の本人は驚いた顔をして。
フリーズしていた



「・・・陽介・・・?」



呼びかけると陽介はすぐに我に返った
< 258 / 300 >

この作品をシェア

pagetop