青い蝶
それをずっときいていたまだらが、美里より先に口を開いた。
「こんにちは、まだらと申します。
そして隣に居る無愛想の人はロイと言います。こちらもよろしくお願いします」
まだらが営業スマイルの様に、さッっと笑顔を顔に浮かべ。
ロイにとっての禁句を口にした
「どうも。”無愛想”のロイです!」
ロイが禁句の部分をやけに強調して言う
尺だったんだね・・
まだらは気づいて、「ごめん。ごめん」半場、棒読みでロイに謝った
「そして彼は・・・――――」
陽介を紹介しようと思ったけれど、当の本人は驚いた顔をして。
フリーズしていた
「・・・陽介・・・?」
呼びかけると陽介はすぐに我に返った