青い蝶

なっ何!?
もしかして…熊!?
得体のしれない恐怖で足がすくんできた。


「大丈夫」


まだらが、安心させる口調で言った
今までより、少し優しい声・・


まだらさんは 何かを知っている・・?


「―――・・・あっ!」


そしたら茂みからヒョッコリ顔が出来てた
出てきたのは、銀髪の青年。手には槍を持っている

彼が銀狐・・?

さっき、また。まだらがボソッと呟いてた。



「銀狐・・・」って。
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