青い蝶

頭についていたリボンを取って水に濡らし
陽介の額に当たるように巻きつけた

そして、何をしていいのか迷ってただ立ち尽くしていた二人に


「ひとまずここを離れます。手伝ってください!」

この状況が”危ない”と分かってもらえるように強めにいった。
二人はお互いに顔をあわせ


「しょうがねぇな」
「しょうがないなぁ」


と、同時に承諾してくれた


「っと、その前に・・・」
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