MOON ~in the far distant future~
出逢って3年。
付き合って半年。
でも、もっともっと前から知っていたような…。
そんな不思議な感覚を
葉月は感じていた。



キスの後は決まって照れ隠し。
星弥は葉月の頬をグニャっとした。


「ねぇ~♡やらないって言ったじゃん~♡笑」


膨れながらも笑う葉月のココロに
星弥は何度も恋をする。


「そうだっけ?笑」


とぼけながら笑う星弥の笑顔に
葉月は何度も恋をする。



「そう言えばさ、
何か言おうとしてなかった?」


「あっ♡そうだよー!
星弥くんのせいで忘れてた♡
あのさ♡今日は付き合って
半年でしょ?♡」


「あっ…!そうだ…」


「忘れてたでしょ~?」


「いや…んなわけ…覚えてたよ!」
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