私を思って
ポンポンと頭を撫でられた
もう耳まで真っ赤だ
あゆむくんのせいで顔が上げれないよ…
「じゃあ、いこっか」
「ど、どこにいくの?」
「んー内緒」
どこだろう
体調のこともあるし、あゆむくんにはあまり歩かせたくないな…
「と、遠いならタクシーで行かない?それか、バスがあれば」
「大丈夫だよ。あかねちゃん心配しすぎ。ありがとう」
そう言って前髪をクシャクシャされた
目がなくなるくらいのこの笑顔
ああ…