私を思って
それから、ダーツをして私達は帰路へついた



行きと同様、二人乗り



「かけるー」



「ん?」




「明日は何する?」




「なにしよーか」



「かけるが行きたいところ考えておいてよ」



「行きたいところとかねーよ」



「いいから。かけるが行きたいところに行きたい」



かけるは無言のままだった






そのまま病院についた


かけるのお腹から手を離し自転車から降りた

「お前、家どこ?」



「ここから、まっすぐ歩いて10分くらいのところだよ」



「送っていくから乗れ」


「い、いいよ!!歩いてすぐだし!」


そんな、申し訳ない…


「行くぞ」














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