私を思って
慣れとは怖いものだ


「あかね」


「か…ける…」


久々に見たかけるは弱々しいなんてものじゃなかった




二人で中庭のベンチに座った







渡したいものって…






「これ」



私に一枚の封筒を渡してきた


表には、" あかねちゃんへ " と書かれていた







開けてみると





懐かしい写真が一枚


< 59 / 80 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop