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それはとある夏の昼間に起こった。


午前中の授業は終わり、昼休みの学校は騒がしい。


私立桜団子丸中学校、地元でも優秀な生徒が集まる名門校だ。


しかしそんな学校にも、不良っぽい輩はいる。


テストの点が取れればなにをしても構わないとでも思っているのだろう。

まったく、けしからん奴らだと思う。


彼は、女子学生のスカートの中に手を滑りこませた。


まっ金金な髪を、ボサボサ長めに伸ばし、制服は原型がわからぬほど改造してある。

この学校でいちばんの不良生徒である。


その彼とちゅーしているのは、彼とは対照的に黒髪をハーフアップにして大人しそうな雰囲気の女子生徒だ。


先程からこの2人は、人気のない多目的教室の隅でイチャイチャしている。


「ん…っ」


女子生徒が可愛らしい声を漏らす。

それに興奮したか、不良男子生徒はもう片方の手を彼女の制服の中に入れ、胸を揉み始めた。

あーやって下から手を入れやすいとこが、セーラー服の良い所だと思う。


「あ…だめ……っ」


女子生徒は可愛い顔を真っ赤にして、それでも男子生徒にされるがままになっている。


この2人は付き合っているのか?

まさか、この不良が無理矢理…?

でもそれだったら、もっと女子生徒も抵抗するだろうし、やっぱりカップルなんだろうな。


しかしまぁ、あんな純粋そうな女の子と金髪モサモサなあいつが付き合ってるなんてなぁ…。

見た目じゃわからないもんだな。


あれよあれよと2人の行為は進み、女子生徒は半分脱がされて下着が丸見え状態になった。

男子生徒は、自分のズボンのベルトを外そうと手をかける。


……ゴクッ。

思わずつばを飲み込んだ。


やるのか、やっちゃうのか、学校で。

こんなとこで。


心臓がどっくんどっくんと高鳴る。


手に汗が滲む。



男子生徒が、女子生徒の下着を脱がしていく。

カーテンがしてあるが、昼間の明るい光は透けてほんの少し暗い程度にしかなっていない。

お陰でこちらからもよく見えてしまっていた。



ドックンドックン。

男子生徒のアレも自分と同じように奮い立っている。

中学生のくせに、生意気なやつ!

…そして情けない自分…(トホホ^^;)


そして………



「おい君、さっきからそこで何をしているのかね」


!!!!


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