〜はどちらを選ぶだろう･･･あなたはどちらを選ぶ!?

ここにいるのは

少女と私だけのはず。

だとすると･･･!!



私はベッドから飛び起き、

部屋を出た･･･すると！





そこには

町のゴロツキだろう

３人の男と、

ギズついた少女が

横たわっていた･･･

｢ほほう、

一人じゃなかったのか。

残念ながら

楽しませてもらったぜ。｣

少女は泣きながら

私から目を背けた。

｢キサマら何をした!!｣

｢俺らは魔法使い。

バイオレ様から直接、

魔法を習ってるんだ！

急に覚えたての魔法を

使ってみたくなってな！

ちょうどここには

この小娘しかいないのを

知っていたからな。

"実験台"にさせてもらった！｣


｢もちろん、

楽しませてもらったのは

魔法だけじゃぁないがな！｣

｢ナニ!!｣

｢安心しな、まだこの魔法は

使いなれていなくてな。

殺しそびれたぜ｣

｢どうだい、

ボロボロの兄ちゃん、

お前も俺らの魔法を

味わってみるかぁ!?｣

私は怒りで、体が震えだした。

｢キサマら･･･｣

｢３対１、しかも俺らは

レベル８だ！

この辺じゃぁ、

俺らより上の魔法使いは

見たことない！

どうやったって、兄ちゃんに

勝ち目はないぜ！｣





｢やってみろ･･･！｣

｢あん？こいつ、

頭がおかしいのか!?

本当にやっちまうぞ!!｣

｢レベル８程度の魔法使いが･･･

私を倒せると

思っているのか。｣

｢何!?｣

｢私はこの体で直接、

大魔術師バイオレの魔法を

受けてきた･･･いや、

受け続けてきた･･･

死ぬほどな。

レベルは50!!

それでもここに

立っているって言うことは

頭の悪い、お前らでも

分かるだろう!!｣

｢なんだと！

レベル50だと!?｣

｢バイオレのレベルは

最高レベル。

それが私には

効かないと言うことだ！｣





やつらが魔法を使う

体勢にはいった！






｢私は魔法を認めないっ！

私は魔法を許さないっ!!｣