Smile
嘘つき
〜朝〜
「おはよー‼︎」

「おはよー」

朝からうるさい人達。
おはよー、なんて、言わなくても生きていける。
それをわざわざ言う人間が全然わかんない。

私、仲野友菜は人間が嫌いだ。
そのせいで、笑顔なんて作り笑いでいけるし、友達なんて、作る意味ないと思って作らない。

教室に入ると、みんなが私を見て、笑ってくる。
意味がわからない。私のどこが面白いのか、なぜ、笑えるのか。
私は無視をして、席に座ろうとしたのだが、椅子の上に、一枚の紙が置いてあった。これを書いた人はきっと、心が汚れている。字が汚いから、よくわかる。
内容は

『殺す…殺す…殺す……』

そんなに、私に恨みがあるのか?
手紙じゃなく、普通に伝えればいいのにと思いながら、スカートのポケットに入れた。
そして、席に座った。
席に座ったと同時に先生が入って来て、いつものセリフで皆が席に着く。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop