ずっと君を見ていた……
「いいよ。」


ガバッと顔を上げると、顔を赤くして、由菜ちゃんが俺を見て言った。


「私もずっと好きだったんだから……バカ!!」


由菜ちゃんが俺に抱きついてきた!!


やばい、おれ、死ねるかも……(笑)


「木本モテるから、ずっと言えなかったの……。本当は、ずっと好きだった……。」


ウルウル涙目で見上げるのは、すげぇ破壊力だな!!


スッと涙をぬぐってあげると、由菜ちゃんに言った。


「今日から、カレカノよろしくな!!」


「うん!!」


うなずいた由菜ちゃんに、そっとキスをした。


木本 翔太もとい、おバカな王子の話 終
< 31 / 31 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop