ずっと君を見ていた……
3
ペシッ。
後ろから頭をはたかれた。
「また日暮君ばっかり見てたんでしょ!!仕事しなさい!!」
叩いてきたのは、私の親友でもあり、同じマネージャーの佐藤 由菜。
「もう3年のうちらは、夏の大会が最後なんだよ?」
そう、今は甲子園への予選の真っ最中。
明日は、いよいよ県予選の決勝なんだ。
雨で中止になってしまったから、雨上がりのグランドで、軽く身体を動かしているんだ。
「ごめんね、由菜ちゃん。」
私は明日のユニフォームなどを準備してたハズなのに、気づけば動きが止まっていたらしい(笑)
「全く。朝も帰りも一緒なお隣さんなのに、よく飽きもせず見てられるわね。」
私が海人を好きだと知っている由菜ちゃんは、苦笑いだ。
「自分でもビックリだよ(笑)」
そう言いながらグランドに目をやると、みんながグランド整備を始めていた。
後ろから頭をはたかれた。
「また日暮君ばっかり見てたんでしょ!!仕事しなさい!!」
叩いてきたのは、私の親友でもあり、同じマネージャーの佐藤 由菜。
「もう3年のうちらは、夏の大会が最後なんだよ?」
そう、今は甲子園への予選の真っ最中。
明日は、いよいよ県予選の決勝なんだ。
雨で中止になってしまったから、雨上がりのグランドで、軽く身体を動かしているんだ。
「ごめんね、由菜ちゃん。」
私は明日のユニフォームなどを準備してたハズなのに、気づけば動きが止まっていたらしい(笑)
「全く。朝も帰りも一緒なお隣さんなのに、よく飽きもせず見てられるわね。」
私が海人を好きだと知っている由菜ちゃんは、苦笑いだ。
「自分でもビックリだよ(笑)」
そう言いながらグランドに目をやると、みんながグランド整備を始めていた。