世界の暗転
平和な世界の終焉
「朝よー!?おきなさーい!」
母の声が聞こえる。
私はまだ眠たい目をこすりながら、朝の日差しを少し鬱陶しく感じる。
今日は休日だ。まだ寝たいが、私は布団から出る。
ちなみに私はどこにでもいる男子高校生だ。髪の毛は全体的に長く、顔立ちもイケメンとも不細工ともいい難い顔だと思う。
下に降りると、母が私の食事の準備をし、あわただしく仕事へと出かける。
「いってきます!ちゃんのご飯食べるのよ?」
私はその言葉にまだ眠いのか、だるそうに返事をする。
朝ごはんは食パンだった。私はそれをすぐにたいらげ、食器を洗い何をしようか迷っていた。
「少し外に出てみようかな…?」
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