異世界☆トリップ
私がいた(おそらく倒れていたであろう)場所は花畑のようで辺り一面に黄色や白の小ぶりな花が咲き乱れている。

近くには林のようなものがあり、どこからか水の流れる音も聞こえる。 

そして何よりも、林と花畑を挟んだ向かいには、ヨーロッパの宮殿を思わせるような城が……


・・・

いやいや、リンよ
落ち着くんだ!

なんか、ファンタジー的な展開になってるけど、絶対おかしいから!

あなたはまだ夢を見ている!!

そう自分に言い聞かせ、自分の頬をおもいっきり、

バッチーン!

と叩くが……



いったーい!!

……当然のように返ってきたのは、激しい痛みだった……

え~
なんで~(涙)
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