異世界☆トリップ
この気持ちは?
次の日から、私の勉強がかったしスタートした。
ラルドの言っていた通り、私にはルーという、お目目ぱっちりで、ふんわりとした、とってもかわいらしいメイドさんがついた。
「リンちゃん。そろそろ休憩にいたしましょうか?
お茶入れて来ますね。」
あ~ もう本当かわいい。年は18で私より1才年上らなのに、最初は「リン様」なんてかたっくるしかったから、せめて名前だけでも友達みたいに呼んで欲しいって頼んだのだ。
それに、ルーが作るお菓子や紅茶はどれも絶品で、お母さんを思い出させる。
それを食べる度に、頑張んなくちゃ!って思えるから不思議だ。
ルーにあわせてくれたラルドにも、感謝しなくちゃな、と、またあいつのことを思い出す。