異世界☆トリップ


外に出てみると何とも暖かい日差しが……



いや~

なごむね~

なんて、温泉にいるおばさんのような感想を残しつつ、空いてるベンチに座る。

「リンちゃん。

お菓子焼いてきたので、食べてください。」

「わー!

やったー!!

ルーの作るお菓子ってうちのお母さんに負けないぐらいおいしんだよね~」

早速手を伸ばし、クッキーに似たそのお菓子を口に入れる。

「う~ん///

おいし~‼」

「それは良かったです。

ところでリンちゃんのお母様は料理がお上手なのですか?」

「そうそう‼

スッゴくおいしんだ~

ルーの料理食べると、お母さんの味思い出すんだよね……」

「……やっぱり寂しいですよね……

よしっ!! リンちゃん!

これからもっと勉強頑張って、早く帰る方々見つけましょうね!」

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