天使が舞い降りたら…。


「イタイ、イタイ…。」



背中の羽根を思い切り引っ張ってやった。



「私の告白が成功する作戦があるのか、って聞いてるの!!」



「まぁ、落ち着けや。」



ふわふわと座布団が置いてある席に戻ってきた。



「ある!」



言い切った。


そして凄い自信のある顔。



「ねぇ、ねぇ、どんな??」



「それは教えられへん。」



「どうしてよ?」



「言ったら叶わなくなるからや。」



「初夢みたいだね。」



「そう、ふふふ。言ったらあかんねんで。ワシがこのステッキを軽く振ったら、誰でもすぐOKになる魔法をかける事が出来るって…。」



「言ってるじゃん。」



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