天使が舞い降りたら…。


「大島さん。」



「なんや?」



「彩香に付いていたの、何?」



「あれは悪魔や。」



「それは何となく分かる。」



「ただの悪魔ちゃうで。」



「どうゆう事よ?」



「キャサリンちゃんな?」



「キャサリンちゃんは?」



大島さんは両頬に絆創膏を貼りながらボソッと呟いた。



「ワシの嫁はんや。」



「ええっ!!」



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