天使が舞い降りたら…。
「俊君に槍を刺そうとした瞬間に思い出しの薬をワシが飲ませたから、気絶しただけや。」
無事、飲ませる事が出来たんだ。
と言う事は。
「キャサリンちゃんは無事、天使の優子さんに戻れたって訳ね。」
「そうゆう事や。」
「あなた。」
その声に反応する。
「え??」
私の元へ真っ白なドレスを着た、身長170センチはあるスタイル抜群の女性が歩いてくる。
ハイヒールを履いているのでさらに高く見える。
「あの人って、まさか…。」
「優子、戻ったんやな。おかえり。」
「ええっ!!」
天使に戻った優子さんは何故か人間と同じように歩く事が出来て、とても大島さんとは不釣り合いな状態になっていた。
「ど、どうゆう事??」
「優子はミス天使に選ばれた事もあるからな。どうや?綺麗やろ?」
「綺麗、だけど…。」
天使としてはおかしいだろ。