うさぎのなみだ
第1章 目が合う度に
『私、×××のことが好き!。。大好きだったの。。』
風のにおい
鳥の声、、。
頭に過ぎる君の×××。
んっん~っ。。
はぁ、いつもの夢、変な夢、
いつもそう、起きたのか、起きていないのか、
まだ、夢が続いているのでは、、
いつも、考えているのに、いつも、君を思い出すことが出来ない
今日も、、、
「ゆいー、はやく、おきなさーい」
はーい!って、返事して私は今日も、
かわり映えのない今日を過ごしている
君のことを思い出せないまま
ガチャっ!どあのあいた音
「もー、起きてるのなら着替えて早く下りてきてよっ
何時だと、思ってるの?入学式遅刻するわよっ」
お母さんの高い声に起こされて、私は朦朧とした意識の中、
私は顔を洗い、朝ごはんを食べ、真新しい高校の制服に着替え、
家を出た、
「ゆい、おはよう。」
なゆ!おはよう!
「まだ、眠そうね、」
うん、、また、あの夢を見ちゃって、
「ふふっ、あのロマンチックな夢?」
どこが、ロマンチック?顔も名前もわかんないんだよっ、
なゆ、、神崎 雫優 幼なじみで、和風美人、綺麗で頭の良い、
大切な親友の一人
「ゆいっ、また、ぼぉっとしてー、」
ハハッ、、あっ、クラスっ!!
あっ!同じだよ!Aだよ!
「そう!良かったわね」
ドンっ
あっ、ごめんなさい、、
「いえっ、」
わっ!目が会った瞬間、どこか懐かしい気持ちになった