君を愛したように、彼女を愛す
俺は、そのままとぼとぼ家に帰っていった。


[ただいま~]


 俺が、そう言った瞬間、待ち受けていたものは


[陸将!!!!あんた遅いじゃない!!!!]


 母さんの怒鳴り声だった。そして、その後ろでニヤニヤ笑う兄貴。



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