Knights of the Round
アーサーを筆頭に、数万はいるモルドレッド軍に突撃する軍勢。

アーサーのエクスカリバーが、パーシヴァルのアスカロンが、ケイのエッケザックスが、ガラハッドのレーヴァテインが。

聖剣の数々が、閃光を、突風を、地響きを纏って人外の軍を蹴散らしていく。

一振りで十、二十を容易く斬り散らす光景は凄まじいものだった。

騎士王の兵達はその姿に士気を高め、我も、我もと戦いに臨む。

この戦い、大義は我らにある。

そして勝機は我らにある。

ならば何を恐れる必要があるか。

勝利を目の前にして、足踏みするなど騎士の名折れだった。

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