Knights of the Round
あれから数年。
「頃合いか」
キャメロット王国の玉座に腰掛け、足を組み、頬杖をつき、モルドレッドは呟く。
その玉座はアーサーの座するべき場所。
言うまでもなく不遜な行為だ。
アーサーが円卓の騎士達や兵を率いてランスロット追討に出征している間の摂政を任されているとはいえ、やっていい事と悪い事がある。
「それが貴方の目的だったのですか、モルドレッド」
玉座に座るモルドレッドの前で、グェネヴィアが言った。
彼女は後ろ手に縛られ、モルドレッドの目の前に跪かされていた。
王妃の彼女が、一騎士であるモルドレッドの前に跪かされていたのだ。
「頃合いか」
キャメロット王国の玉座に腰掛け、足を組み、頬杖をつき、モルドレッドは呟く。
その玉座はアーサーの座するべき場所。
言うまでもなく不遜な行為だ。
アーサーが円卓の騎士達や兵を率いてランスロット追討に出征している間の摂政を任されているとはいえ、やっていい事と悪い事がある。
「それが貴方の目的だったのですか、モルドレッド」
玉座に座るモルドレッドの前で、グェネヴィアが言った。
彼女は後ろ手に縛られ、モルドレッドの目の前に跪かされていた。
王妃の彼女が、一騎士であるモルドレッドの前に跪かされていたのだ。