最強ヤンキーとおてんば美少女
「楽しかったねぇ〜!」



もうすぐ学園祭も終わりを迎えるので私たちは教室へ向かっていた



「お化け屋敷が?」



「違う!!お化け屋敷なんて2度と行かない…」



私はお化け屋敷が大の苦手



それなのに奈穂が無理矢理入ろうといってきたから仕方なく入った



「とか言って、ノリノリだったくせに」



「どうせ学生がやるお化け屋敷なんて怖くないって思ったから…あんな怖いって知ってたら入ってなかったよ!!!」



「私も意外とクオリティー高くてびっくりした」



「奈穂全然怖がってなかったじゃん…」



「私はそういうの平気だからね〜」



「奈穂って最強…」



あれで怖くないとかすごすぎる…



「てか、もう終わるのにまだこんなに人いるの?」



「確かに、多いよね…」



「ここで人が多かったら私たちのクラスどうなのかしら」



「結構いそうな気がする」



「急いで戻りましょうか」



「うん」



そして、私たちは急いで教室に戻った



「あれ?そこまでだったかも」



中は席があまり埋まってなくて1組しかいなかった



「あ、姫歌ちゃん、奈穂ちゃんおかえり」



「ただいま…あまり人いないね?」



「ああ、もう完売しちゃったから帰ってもらったんだよ。あの男の人2人で終わりだよ」



「そっか…」

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