最強ヤンキーとおてんば美少女
やっと玄関まで着いた…



長かった…



ピーンポーン



『はい』



「俺だ」



ガチャーー



「お帰りなさいませ、蓮様」



え、俺だで通すの?!



意外とセキュリティーゆるい…



やっぱり豪邸だから執事とかいるんだ…



「おじゃましまーす…」



「母さんは?」



「上にいらっしゃいますよ」



蓮はそう聞くと私を連れて2階に上がった



コンコンーー



ガチャーー



「母さん、入るぞ」



ドキドキ…



「おじゃまします…」



「蓮!!」



ビクッ!!



部屋に入った途端、いきなり目の前に飛び出て来て大声を出す蓮のお母さん



ど、どこから出てきた…?



てか、お母さんめちゃめちゃ美人じゃん!!



とても27歳の娘がいるとは思えないくらい綺麗だし!!



こりゃ、この顔立ちになるわけだ…



「あんたちゃんと連れて来たの?!いい加減、言わなきゃいけないことが…ってあら?隣にいるのはどちら様?」



「お前が連れて来いって言ったんだろ」



「こら!!親に向かってお前って言わない!!!」



「ちっ…めんどくせー…」



「舌打ちしたわね?!」



「あ、あの…落ち着いてください…」

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