最強ヤンキーとおてんば美少女
「姫歌ちゃん、その人に暴力振るわれてたでしょ？」



「なんでその事知ってるんですか…？」



「姫歌ちゃんを助けたからよ」



「もしかして、あの時私がいつの間にかおばあちゃん家にいたのは…」



「平野家のSP達が姫歌ちゃんが強姦されそうになった所を助けて眠らせたからよ」



「そうだったんだ…」



「やり方は少し汚かったけど、姫歌ちゃんにこれ以上怖い思いをして欲しくなくて眠らせたの。ごめんね」



「謝らないでください…私、橋本さんに毎日酷い仕打ちをされてから生きてる気がしなかった。ずっとこんな思いをしながら生きて行かないといけないんだと思ってた…だけどあの時、助けてくれて心が救われたんです」



「姫歌ちゃん…」



「ずっと…ずっとお礼が言いたかったんです…ありがとうございました。救ってくれて」



「お礼を言うのはこっちよ」



「え？」



「川で溺れた蓮を救ってくれて本当にありがとう」



「いえ、そんなお礼を言われるほどの事してないです…」



「あの時からかな〜蓮が強くなりたいって言ったの」



「え？」



「母さん！！」



蓮を見てみると顔を赤くしてた



「顔真っ赤だけど」



「うるせーよ」



「お父さんに鍛えてもらってね〜すぐに強くなったのよ〜まあ、喧嘩強くなったのは予想外だったけどね〜」

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