最強ヤンキーとおてんば美少女

「当たり前でしょ？！私はずっと蓮のものなの！あんたのものにはならない！！それに、あんたがしてることはストーカーだから！！」



「もう少し、見守ろうと思ったけど…あんな光景見たら僕もしたくなっちゃうよ、姫歌ちゃん…」



「なにを…？」



「そんなのこの前君が平野蓮とやってたことに決まってるじゃないか…いや、それよりもっと上のこと…」



「なにそれ…っん！！」



嫌な予感がして、逃げようとした瞬間



「やっぱ最高だね、君のは…」



「やめ…んっ！！」



ーーーキスされた



気持ち悪い



「んんっ！！」



無理矢理、口を開かされ舌を入れられた



嫌だ…



蓮以外の人とこんなことするなんて…



恐怖と悲しさで思わず、目から涙が溢れる



「大丈夫だよ…すぐ良くしてあげるからね…」



やだ…



やめて…



助けて…蓮…



「大丈夫、怖がらないで…」



そう言って私の胸に手を伸ばした瞬間



ドカッッ！！！



「てめぇ、なにしてんだよ」



鈍い音と共に愛しい人の声がした



「ひ、平野蓮…！！なんでお前がここに！」



「あ？んなことどーでもいいだろ。それより、姫歌になにした」



「なにもしてない！！」



「嘘言うな。なにもしてないんだったら姫歌がこんなに泣いてるわけねーだろ」