最強ヤンキーとおてんば美少女
「わ〜〜!すごーい!!」



初めて見る光景に感動する私



「好きな物選んでいいぞ」



「えっ…そんなにお金ない…」



「なんでお前が払うことになってんだよ」



「え?」



「俺が払うから」



「これ以上はダメだよ!!さっき、この服だって買ってもらったし…」



「今日は俺がしたいことしてるだけだから、黙ってろ」



「ねえ…なんで今日、そんなに優しいの?」



「まだ秘密だ」



「どういうこと?」



「そのうちわかる。早く選べ」



気になるけど蓮がそう言ってるからいいよね…



「後から請求しないでよ…?」



「バカか、お前。なんで俺がそんなことしないといけないんだよ」



「ですよね…」



でも、こういう所一生行けないって思ってたから本当にうれしい



それにしても



「可愛い物いっぱいあるから迷うなぁ…」



あのイヤリングも可愛いし…



そこにあるネックレスと指輪も可愛いし…



「あ、これ…」



「ペアリングみたいだな」



「雑誌に載ってた…人気だって」



チラッと蓮の方を見る



「ん?これがいいのか?」



「うん…でも、蓮こういうの嫌だよね…?」



「今日は姫歌が欲しい物買いに来たんだ。別に俺はかまわねーよ、それに…」

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