最強ヤンキーとおてんば美少女

帰ってきた幼なじみ

季節は過ぎ、あっという間に冬休みになった



「わ〜ひま〜〜」



蓮の家にある空き部屋で1人騒ぐ私



空き部屋と言っても、もう私の部屋だけど



蓮はどっか行ったし、柴田さんは仕事してるし桜さんは学校にいるし、蓮のお父さんとお母さんは仕事で海外に行っちゃったし



つまりは暇



「なにか買い出しとかないかな〜」



そう思い、下に降りた



「柴田さん、なにか買ってくるものありますか?」



「足りないものといえばいくつかありますが…」



「暇なんで私が買ってきます」



「そんな!悪いですよ!!買い出しも執事の仕事ですから!姫歌様はゆっくりしててください」



「行かせてください!暇すぎて困るくらいなんで…お願いします、柴田さん」



顔の前で手を合わせ、柴田さんにお願いする



「そこまで言うなら…」



「やったー!!!なに買ってこればいいですか?」



「メモに書いて渡すのでお待ちください」



そう言って、柴田さんはメモに買うものを書いて私に渡した



「少し量が多いですが…」



「このくらい、平気です!!では、行ってきますね」



「すみません、お気をつけて」



柴田さんに見送られ、平野家を出た



これで暇じゃなくなる〜

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