最強ヤンキーとおてんば美少女
「まあ、こんなこと滅多にないから3日間入らないとね」



「そうだね!」












「わ〜いい湯だった〜!」



「少し、入りすぎたわね」



こういう所の温泉ってどんな感じなんだろうと楽しみにしてたけどまさか、あんなに入りすぎちゃうとは思ってもなかった



「サウナなのに椅子にお湯が流れてたよ〜」



「あれはいいわね。明日も入ろ」



余韻に浸りながらロビーを歩いていると



「姫?」



後ろから声が聞こえた



「優ちゃん!」



「なんか久しぶりな気がするね」



「うん」



「姫、浴衣似合ってる」



「あ、ありがとう…優ちゃんも似合ってるよ」



女子の視線を集めるくらい…



「姫に言われると照れるなぁ…」



「そ、そう?」



「うん。あ、そうだ姫、明日って誰かとまわる?」



「え?明日…?明日は…」



「俺とまわるけどなにか?」



蓮とまわるよって言おうとした時、優ちゃんの後ろから刺々しい声が聞こえた



「悪いな、姫歌は3日間俺といるから」



「なーんだ。じゃあ、もう少し早く言えばよかったな」



「早く言ってよーが姫歌とお前を2人きりにするわけねーだろ」



「独占欲強いねぇ…いつまで姫を自分のものって言えるのかな?」

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