最強ヤンキーとおてんば美少女

「うん！」



私が返事をすると思いっきり早く回し始めた蓮



「うぎゃぁぁぁぁ〜〜〜！！！」



その瞬間、叫び出した私



「ちょっ…！早い！！早い！！」



必死になる私を見て笑う蓮



「緩めて〜！！れ〜〜ん〜〜！」



私の叫び声は遊園地中に響いたのは言うまでもない










「し、死ぬ…」



「楽しかったなぁ〜〜？」



「止めてって言ったのに…」



「早く回せって言ったのお前じゃん」



「ちょっとって言ったじゃん！！あれは早すぎる！！」



「だから、早く回していいの？って聞いたじゃねーか。それにしても、お前の必死な姿すっげぇ笑えた」



このドSめ…



「もう！！次の乗る！！」



「なに乗るんだよ？」



「あれ！！」



そう言って私が指を差したのは



「メリーゴーランド？」



「そう！！」



「嫌だ」



「へっ？」



「だから、嫌だ」



「なんでよ〜！」



「なんでもだ」



「じゃあ、1人で乗ってくる！！」



「ちがっ…そういうことじゃなくて…！」



「……蓮のバカーー！！」



「は？おいっ…！」



蓮はなにか言おうとしたけど無視して私は走ってメリーゴーランドに向かった



もう知らない…



1人で乗って楽しんでやるんだから〜！