最強ヤンキーとおてんば美少女
もうすぐ球技大会があるからそれの話し合いでこの時期忙しくなるからね〜



お昼とか放課後に集まりがあるんだよね



「姫歌ちゃん、1人で大丈夫?」



「え?」



前を見てみるといつの間にか蓮がいなかった



「そういえば、蓮は?」



「あ〜女の子に呼ばれてどっか行っちゃったんだ」



呼ばれた?



まあ、あのルックスだもんね〜



告白されても仕方がないか…



「じゃあ、今日は1人で食べるね」



「大丈夫?誰か呼ぼうか?」



「え、いいよ!1人は慣れてるし、大丈夫だよ!」



「そっか…じゃあ、俺行ってくるね!委員会終わったらすぐ戻るから!」



「うん。いってらっしゃい」



私がそう言うと奏くんは笑顔で手振って教室を出た



さて…お昼ごはん食べるか…



そう思って、弁当箱を開けようとした時



「中島さん」



誰かに呼ばれて振り返ってみると



「あ…」



そこには、さっき私に紙を投げてきた上原さんがいた



「なにか用?」



「ちょっといいかしら?」



そう言われ私は上原さんと教室を出た



いや、上原さん"たち"のほうが正しいか…



なんで女子って集団行動しかできないのかな〜



これだから、グループは嫌いなんだよ…

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