最強ヤンキーとおてんば美少女
「やるよ」



「え?」



そう答えたのは奈穂ではなく…



「一度言ったことはちゃんとやり遂げるから」



いつの間にか後ろにいた蓮だった



「でも、バレー組を集めるために言ったんじゃ…」



「それもあるけど、姫歌と一緒にバレーできるなんて最高だろ?」



後者が本当の理由ね…



「はぁ…あんたはいつも正直ね」



「姫歌も正直になったらどうだ?」



「どういうこと?」



「俺のこと好きなんだろ?」



「……………」



これは末期だ



「奈穂、球技大会がんばろーね〜」



「うん」



「おい、姫歌、無視か」




















そして、球技大会当日



「姫歌、今日だね。私と姫歌のパワーで勝ち抜くわよ!!」



「奈穂、やる気満々だね…」



「当たり前よ!あれだけ練習したんだから!」



球技大会当日まで空いてる時間ずっと練習をしてた私たち



バレー組だけ練習すればいいのにドッヂ組まで来た



しかも、女子だけ…



あの3人どんだけ人気なのよ…



ちなみに、奈穂は162㎝、私は155㎝だから私がボールあげる人で奈穂が打つ人になった



どうやら、奈穂は小学生の時にバレーやっていたらしくて…

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