最強ヤンキーとおてんば美少女
「奏くんたち次だよね?試合」



「うん。そうだよ」



「がんばってね」



「ありがとう」



「ところで、蓮くんは?」



「あ〜…あそこにいる」



奏くんが苦笑しながら指を差した方を見てみると



「蓮、勝負しようぜ?」



「どうやって?」



「アタック決めた数で」



「いいぜ。なにを賭ける?」



「そうだな…」



矢島が蓮に耳打ちをすると



「ふっ…やってやろーじゃねーか」



蓮の闘志に火がついた



「どうやらなにか勝負をするらしい」



「はぁ…あいつら本当にバカ…」



「まあ、だいたい予想はつくけどね」



「私も」



「え?なに?どんな予想?」



「姫歌はまだ知らなくていいのよ」



「なによ、それ」



蓮たちがなにを賭けたのか私はわからないまま男子の試合を応援した



男子の試合が始まった瞬間、女子の声援はやばかった



「蓮くーん!!がんばって〜!!」



「奏くん!!決めて〜!」



「矢島様〜!!」



や、矢島様…



すごい呼び名…



まあ、確かに矢島様って感じよね…



そんなことを思いながら第2試合も私たちのクラスが勝ち取った

















「お前ら〜!!今の所1位だぞ〜!!」

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