作品、読まさせて頂きました。
主人公は先生が吸っているタバコがほんのりと香る教官室に行くのが日課。
そこで先生との楽しい時間を過ごすも、卒業が迫ることに寂しさを感じている。
とうとう来てしまった卒業の日。
先生に会いたくて会いに行くと先生の姿の代わりにメモ用紙が置かれていて…。
終始淡々と主人公の想いが描かれている印象を受ける作品、しかしラスト数ページで用意された先生の行動、それを読むと放課後に過ごした日々の中で両者とも想いを募らせていたのだと温かい気持ちになり、心がふんわりとする。
ほのぼのとしていて、甘くて、心が温まる、そんな作品。
是非、ご一読を!