愛の唄をあなたに
私達3人の通うクラスは1-A。

クラスのほとんどはどこかの芸能事務所に務める、まぁおかしなクラスなんだよね~

でも何だかんだいってスゴク楽しいクラスなんだよ!

「お腹減ったぁ」

うちのお腹はキュルキュルと音を立てている。

「はい。飴ちゃんあげるね〜」

「ありがとう~♪」

優里がくれた飴はレモンの味がして、お花みたいないい匂いがした。

「あれ?これなんかいい匂いする!」

優里はフフッと笑ってこっちを見てる

「これね、男子が好きな匂いなんだって!
まっこが好きな男子でもいればいいんだけどねぇ〜」

「い、いるわけないでしょっ」

ご、ごめん優里。嘘ついてるようち...。

「おい~まっこ〜またなんか食べてんのか?太るぞ~(笑)」

「うるっさいなぁ!」

すると海仁はズイズイ近づいてきた。

「お前甘い匂いする。」

一言だけ言うと自分の席に帰っていった。

「まっこ?顔が真っ赤だよ?」

「ふぇ?」

鏡を見ると私の顔はリンゴみたいに真っ赤になってた。

「~っもうっ!!」

「まっこー?どーしたの?」

だって、急に真顔になって近づいて来るんだもんっ

恥ずかしくなるよ〜っ
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