向日葵
「…」
びっくりした
あたし…蓮に告白された?
今…大好きって…言った?

「大翔…」
「いってこい」
大翔は笑ってあたしの、背中を押した
「ありがとう…」

「蓮っ…」

奈津樹は蓮の所に走って行った
奈津樹は蓮に抱きついた

「蓮…大好き…」
「俺も…」

良かった…
やっと気持ち通じ合えた


「憎いねぇ〜?」
紗理奈は奈津樹に言った
「紗理奈のお陰や」
「んまか♪」
「なんかドラマチックやなぁ!」
沙耶も紗理奈も、奈津樹と蓮が付き合ったことを喜んでいた

「学校来る楽しみが出来たわ!」
紗理奈が嬉しそうに言った
「黙れ…笑」

「紗理奈さーん」
「あ♪和樹くん!」
紗理奈は和樹のところに走って行った

「ほんま紗理奈、和樹くんにぞっこんやな〜」
沙耶は笑いながら言った
「なぁ!笑」
奈津樹もつられて笑った

「沙耶、奈津樹」
「お、大輝と麗也!」
沙耶が言った
「どうしたん?」
「いや〜、何しとんかなって思って来てん笑」
大輝が言った
「沙耶、中庭行こうや」
麗也が言った
「うん!」
「いってら〜」
麗也と沙耶は教室から出て行った
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